2015年12月2日(水)ほっこりカフェ

 本日のほっこりカフェではお客様1名、スタッフ4名の5名が出席しました。

 カフェでは恒例の「み言葉の宝石」(11)を紹介し、み言葉の内容を説明しました。

 「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」(新改訳聖書 ピリピ人への手紙4章6,7編)。
 新共同訳聖書では、「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう」

 C・S・ルイス(1898−1963)は、自分と同じような病床にあった文通相手に次のように書いてあります。
「私たちは何かを恐れて、苦しみますが、多くの場合、実は戦うから怖くなるのです。あなたも今、抵抗して、もがいているのですが、キリストが「大丈夫だ。娘よ。安心しなさい。お前の下には永遠の腕がある。まかせてごらん。わたしがお前を受けとめてあげよう。そんなに私が頼りにならないのか」と言ってくださっているとは思いませんか」(ブライアン・シブリー「影の国よ、さようなら」中尾セツ子訳、すぐ書房)と。

 解説として、使徒パウロはピリピの教会にさまざまな助言を与えています。キリスト教迫害のためにパウロ自身、ローマの獄中にあったが、「主にあって喜ぶ」ようにと語りました。
 

 出席者の中から、このみ言葉に対して、実践的には難しいとか、神様にお任せすることや委ねることに至るまでは時間がかかるとか、祈りについては、ガンジーの「祈りとはお願いすることではない。それは、魂の切望である。祈りとは自分の弱さを日々認めること」というすばらしい祈りのご紹介、また、それに関連して、人は願うだけの請求書の祈りになりがちで、領収書の祈りは難しいとか、様々はご意見、ご感想があり、とても興味深かったです。
 今回は人数が少なかったですが、話しが濃密で、大変、楽しく、有意義な時となり、ほっこりして、感謝でした。
 
おまけ クリスマス・イルミネーション
(少し、不鮮明です)

次回のほっこりカフェは12月9日(水)14時半から開催します。

 コーヒー、紅茶などを飲んで、お菓子を食べながら、おしゃべりしませんか。

 また同日15時より、第2部「幸せに生きるためには―キリスト教的人生観」という講話を開催します。

 どなたでも参加できます。1部参加のみ、また2部参加のみも可能です。出入りは自由です。お気軽にお越しくださいませ