２０１５年７月８日（水）第２部　「聖書から人生を学ぶ」とほっこりカフェ - 日本聖公会・倉敷聖クリストファー教会（伝道所）の日記

　本日のほっこりカフェ後の第２部、１５時半から「聖書から人生を学ぶ」を開催しました。
　参加者はクリスチャンの８名、ノンクリスチャンの５名の方々の合計１３名でした。

　今日のテキストはマタイ６：２５〜３４で主題は「思い悩むな」でした。
　今回は分かりやすい聖書の箇所で、皆さんは大体理解されて、牧師の当時の背景、用語の意味の説明の後、ご質問、ご意見、ご感想などがどんどん出されました。
　昨今、自殺、事故・事件、政治的不安の多い中で、本日の箇所は色々と考えさせられました。
　
　特に「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」（マタイ６：３４）が印象に残るみ言葉で、励まされました。

　人間は弱く、迷いやすい存在であるがために、なかなか思い悩むこと、思い煩うから、脱することは難しいという意見は皆さんが共感していました。　
　そのような状況の中でも、辛い時、苦しい時、悩む時は上述の聖書のみ言葉や「明日は明日の風が吹く」（「風と共に去りぬ」）を受けとめ、そして、神様の力を頂いて、現実は「ケセラセラ（なるようになる）」という捉え方、今日も神様の助けによって「ナンクルナイサー（なんとかなるよ）」という考え方で生きていきたいものです。

　悩みやすい私たちは「今日という日だけの苦労は負って、明日、将来において追わなければならない苦労は負わなくていい、負う必要がない」ということを特に覚えたいと思います。