2015年11月4日(水)ほっこりカフェ

 本日のほっこりカフェではお客様4名、スタッフ5名の9名が出席しました。

 カフェでは恒例の「み言葉の宝石」(9)を紹介し、少し説明しました。
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから」(新改訳聖書 イザヤ書41章10節)
 
 このみ言葉の背景として、紀元前586年、イスラエルは大国バビロンに滅ぼされ、民は捕らえ移された。その絶望的状況の中で神が民にこの慰めと励ましの言葉をかけました。

 H・B・ストウ(1811〜96)はこのみ言葉に影響を受け、彼は「アンクル・トムの小屋」を描きあげました。 
 この本はアメリカの奴隷解放運動に大きな影響を与え、奴隷として
のさまざまな苦しみに信仰をもって耐えたトムの姿を描いています。

 その中でトムはこう語る。「おらが女房や子供から引き離されて、
売られちまったとき、ほとんど打ちのめされましただ。もうなんにも残ってないような気がしましただ。
そのときです、主がおらの傍らに立ち『恐れることはない、トム』と言ってくださいました。それから主はこの哀れなおらの心のなかに光と喜びをもたらし、すっかり気持ちを落ち着かせましただ。」

 私たちは日常生活の中で「恐れ」がいっぱいあり、具体的には人の目・顔色や他人の評判・評価に対する恐れ、失敗に対する恐れ、拒否・拒絶に対する恐れ、将来に対する恐れ、死に対する恐れなど、ぬぐいきれない「恐れ」があると言えます。

しかし、聖書には「恐れるな」というみ言葉が365回あると言われています。ですから、神様は1年365日ある毎日、「恐れるな」と私たちに語りかけてくださっているのです。
 何故、恐れる必要がないかと言えば、神様が共にいてくださるから、神様が味方となって、守り、支え、一緒にいてくだるからと言えるでしょう。
 
 神様は私たちが何かに恐れ、不安になる時には、「恐れることはない、大丈夫、心配しないで」といつも語って、勇気づけてくださることを覚えたいものです。
 
 またほっこりカフェでは初めてバザーに出す試作品、手作りお菓子「若あゆ」を披露しました。味も形もよく、好評でした。





[f:kurashiki:20151105153012p:image]

次回のほっこりカフェは11月11日(水)14時半から開催します。
 コーヒー、紅茶などを飲んで、お菓子を食べながら、おしゃべりしませんか。
 また同日15時より、第2部「幸せに生きるためには―キリスト教的人生観」という講話を開催します。
 どなたでも参加できます。1部参加のみ、また2部参加のみも可能です。出入りは自由です。お気軽にお越しくださいませ。id:nskk-